Go to NAGANO
今週は長野県です。
サークル時代の仲間と集まって、長野県東筑摩郡麻績村の横にある坂北村に行ってまいりました。
じつは、サークル時代の仲間のひとり「ヒロカズ」が、急に考古学に目覚め
それまで居た学校をやめて、考古学を学べる学校に転入したのでした。
それで、今は長野県の坂北村の「東畑遺跡」を発掘調査するためにずーっと村に
住み着いているわけなんです。
遺跡を発掘している友達を発掘しに行こう、というツアーでした。
泊まるところが村営のバンガローで、横にはテニスコートもある!
じつは、このサークルはテニスサークルだったので、ついでに(笑)テニスもやろう!
ということでした。
参加者は11人。麻績インターでヒロカズに久々に会う。
ちょっと日に焼けてるけど、元気そう〜☆
早速、ヒロカズが発掘調査した現場に連れて行ってもらうことに。
そこは、もともとは田んぼだったそうです。
田んぼにするために、一度土地調査をこなったら、なんと住居跡がでてきたんだそうです。
そういう埋蔵物がでてきてしまうと調査をしなくてはいけないという法があるそうです。
そこで、ヒロカズたちが発掘調査を行い、居住跡を探り、土器をひろい、細かい作業を
毎日続けたそうです。
ですが、もとは田んぼですからいつまでも調査するわけにはいきません。
ある程度終えたところで、上に30cmほど土を乗せ、また田んぼにしたそうです。
私達が見た景色は田んぼでした。
「この下に縄文時代の住居跡がある」そうです。
そこは山と川に囲まれていて、平らなんです。
おそらく、前期から後期の2500年くらいはそこに住み続けていただろう、と
読まれているようです。
居住跡は120前後。少しずつ動いてるあとがあるそうです。
現場をみたあと、村役場の横の資料館へ。
一階は、明治時代の洋服や家具などがありました。
だれかが「コレも発掘されたの?」とアホなコトを言っていました(笑)
二階へあがると、掘り出されたばかりの土器のかけらがたっくさん置いてあります。
矢じりや、飾り物など、原型を留めているものもあります。
ヒロカズがそれらをひとつひとつ説明してくれます。
PCも駆使してわかりやすく説明してくれました。
遺跡調査とかって、夢やロマンを追うようなイメージでしたが
実際はいろいろと大変なようです。
人間関係や、お金のことも含めて。
でも、土器や遺跡の話をするヒロカズはきらきらしていました。
「縄文時代」とか「遺跡」とか、言葉は知ってたけど、今回のこのことで
すこーしだけ身近になった気がします。
そして、今までより興味が沸いてきました。
おそらく、ニュースなどでこの文字を見つけたら、読みたくなると思います。
ヒロカズ、いろいろありがとうね!