豚肉生姜焼き

実家の窓辺にたたずむ姉弟

 生姜焼き。大好きです。
 でも、自分では作れません。
 なので、実家で食べてきました。
 おいしいなぁ☆
 なにがどうなったら、あの味になるのか・・・想像ができません。
 確かに私の料理は「創造」です。
 テキトウにやれば、テキトウな味。
 でもこのテキトウは手抜きの手加減じゃないですよ。
 一応、考えた上での「これは醤油だ!」「そして鶏がらスープの素さ!」という決断。
 いいんです、自分が食べられれば(笑)


 なので、一度作ったものは二度と作れない。
 これじゃコックさんにはなれない。
 でも、それが私の味。

 
 これを「おいしい」って言ってくれる人を探せばいい!
 「次はどんな味だろう」「次はなにが材料だろう」っていうわくわく感を楽しんでくれる人(笑)
 もちろん、ある程度の安定のなかで、これを楽しませてあげたい。
 あれ?
 これはもしかして料理だけの話ではないかも。
 歌でも。
 演技でも。
 ひとそれぞれ考え方は違うし、どれが正解かなんていうのもない。
 ただ、安心して楽しんでもらえるものを提供するために
 自分に自信が持てるように努力はしなくちゃいけないんだ。
 できない自分に腹を立てて人に当たってる自分がイヤ。
 それを察知して、さりげなく流れを与えてくれる人のやさしさに気付き
 いつまでも甘えている自分がイヤ。
 そんなひとりごとをここに書いてどうする?
 もしかしたら結局私は「露出」好きなのかもしれない。
 誰かに聞いてもらうことで、自分の本当の思いを知る。
 人に公言したことによって、責任を産み自分を追い込む。


 今の私にはそれしかできない。
 そしてやるしかない。
 ここに立ってる以上は、きっと。