神楽坂 飲むや楽しや ころげ坂 石の畳は 今も昔も
今日の夕飯は神楽坂の小粋な料亭でした。
ちょっとした用事のおかげで、すてきなお食事となったわけですが。
今まで、神楽坂と言えば不二家のペコちゃん焼き、釜飯の紀の善、
そして細木和子先生の事務所(笑)くらいしか存じ上げておりませんでした。
ところが、一本二本と奥に進むと、石畳や木塀、あんどんなどが普通に並んでいる
小粋な料亭街が現れるのです。
いや〜〜、こんなにすてきな街並みがあるなんて全然知りませんでした!
今日は特に寒く、このキンとした空気と、ぼんやりとした街灯が
この、たった一角ではありましょうが「古きよき」と言った街並みによく合っていました。
古きよき、とはよく言いますが古いだけじゃだめなんですよね。
今まで大切にされていた感じこそが、「いいなぁ」と思わせるんでしょうね。
料亭街とは言いましたが、よくよく見れば普通の民家もあります。
玄関は木でできた引き戸。
玄関先には鉢があり、水がはってあります。ひしゃくまであるなんて!
絵に描いたような、写真でしか見たことがないような「東京」です。
浅草などのいわゆる「下町」にはまだこういう風景は残っているのかなぁ。
和服で過ごしてもいいなーって、再度検討。
ひさしぶりの愛国心☆
そんなわけで、今日お世話になりましたお店もしっかりとした木造の古い家屋でした。
部屋の中は和風ななかにも洋風の調度品を合わせ、BGMもジャズでした。
テーブル席につけば出てくる飲み物はシャンパン。
蛍光灯ではないあたたかい色の電球。
この景色・・・なにかににている。
あ!「ご皇室カレンダー」の表紙だ!!
おごそかな感じを堪能し、もちろんお料理も堪能しました。
「お箸で食べるフレンチ」でした。
日本家屋独特の足元の寒さを感じながら、、、♪