どんな思い出を作りましょうか

 先日、新宿駅の近くにある「思い出横丁」というところに行って来ました。
 戦後まもなく栄えた横丁ですよね。
 昭和のにおいがそこはかとなく残っています。


 細い歩道の脇には、店舗とも露店とも区別付かないような
 大衆食堂的な飲食店が、びっちりわんさか並んでいました。
 歩道に向かって、こうばしい焼き鳥や、なべいっぱいのモツ鍋のにおいが
 いっぱい流れてくるんですよ。
 そそられますね〜〜。
 こういう雰囲気大好きです(o^-^o)


 お店のなかから威勢のいい呼び込みもあります。


 が・・・


 「イラシャマセ〜〜。スワレマスヨ〜〜」


 こんなのが多い。
 うーん。
 純粋な日本語ではないですねぇ〜。。。


 そのとき、一緒にいた知人が、「モツ煮のおいしいところがあるから!」
 ということで、そのなかにある一軒のお店に連れて行ってくれました。
 ここもやはり「イラシャマセ〜」な感じ。
 (以前はそんなことなく、純和風なお店だったようなのですが・・・)


 急な階段を登ると、二階席に到着。
 見回すと、手作り感いっぱい、学園祭の模擬店?のような
 なんとなく懐かしい雰囲気満載のお部屋でした。
 「図工っぽいですね」と、不可解な感想を述べてしまいました。


 「オノミモノ?」とお店のオネエサンに尋ねられたので
 「いえ、違います。私は、やぶさきという者です」
 などと、ひねくれた返答はせず、「ビールをお願いします」と注文しました。


 「ビン シカナイケド」
 「ビンでヨロシ」


 あぁ、つられてる、私。
 恐るべし高適応能力!!!


 「チュウモンハ?」
 あ、食べ物の注文ですね。
 メニューというものが存在せず、壁に貼りまくられたタンザクを読む。
 さまざまな方向に貼ってあるため、一瞬では掌握できません。
 「あとで、注文してもいいですか?」
 と、ジャパニーズ・舞妓・スマイルでお願いしてみました。
 

 が・・・

 「フッ・・・イマ オネガイシマス」


 と、呆れられてしまいました。。。


 しかたなく、オススメのモツ煮と焼き鳥盛り合わせを二人前ずつ頼みました。
 いや、頼まされました!(笑)


 オネエサンは笑顔もないまま、ドガドガと階段をおりていかれました。


 ・・・私と知人、しばらく無言でした。


 ようやく私のほうがクチを開いたと思ったら


 「ウズラの卵串焼き、二本で250円って高くないですか?」


 !(笑)

 
 さりげなく自分で発した言葉だったけど、見回してびっくり。
 よく見ると焼き鳥関連商品のお値段が結構お高い。


 しかも、盛り合わせなんてメニューにないよ!(震)
 きゃー!コワイ!!


 さきほどのオネエサンがドガドガと階段を上がってきて
 モツ煮と焼き鳥盛り合わせを持ってきてくれました。


 串にささったピーマンと、串にささった長ネギが
 目立っていたけど、間違いなく焼き鳥もあって、意外とおいしかったよ!!
 モツ煮もおいしかった!( ̄ω ̄)


 で、追加でポテトサラダとかも頼んでみました。

 
 ビンビールをちびちび飲みながら、背後のサラリーマンの
 「オレはね、コドモに何不自由ない生活をさせてあげたいわけ」
 という、絵に書いたような「クダ」のかけらを聞いたりしていました。


 では、そろそろとお会計をお願いすると「5900円デス」



 高っ!!!(震)


 シ、、ショバ代か?
 おっかないねぇ〜・・・


 安く飲める大衆居酒屋みたいのを想像していましたが、、、
 違いましたね(汗)


 しかも軽く外国だし(笑)


 いや、きっとお財布にもやさしいお店もあるはずだよね。
 そんなお店をご存知の方がいらっしゃれば教えてください。(●^o^●)