新宿で見かけた方々

 国も地域も年齢も超え、様々な人種が集まる新宿。
 そして人々の欲望がうずまく街新宿。
 昨日、そんな新宿でこんなイカした方々とすれ違いました。
 
 ① 携帯電話で「今どこ?」をひたすら7回繰り返す女性。
 ② ちょんまげを結った男性。
 ③ すごいコワイ顔で、携帯電話のメールを打ってる女性。
 ④ 路上ライブ中のひとりビジュアル系の男性。

 ④の方は、打ちこみのオケを使って、スタンド立ててのライブでした。
 ピンクや紫、青などに染めた髪の毛をポニーテールにして、黒いお召し物でした。
 マイクやスピーカの精度の問題もあるので、歌詞までは聴きとれないのですが
 おそらく「刹那〜」とか「ジュリア〜」とか歌ってらっしゃると思います。
 堂々たるステージングは、そこが路上であることを忘れさせてくれます。
 体育座りで見入るひとりの少女。その横でほぼトランス状態で腕を「ゴーゴー」よろしく
 動かし続ける中年男性。
 それらの「お客さん」はまさしく「信者」です。
 そうなれば、彼は間違いなく「神」なのです。
 信じることは、なによりも強いのです。
 信じさせるには、自分の力が必要です。
 社会の縮図を見たような気がしました。
 
 あとは、彼の歌がオケのキーともう少し合うのを待つだけです。
 それがかなったとき、、、信者はもっと増えるでしょう。

 いいなぁ。私も路上ライブやりたいなぁ。