恵方巻

なぜか口調がなれなれしい。

 今日は節分です。
 マメを撒くだの、年の数だけ食べるだの。
 『日本における不思議な風習ベスト5』にはランクインすると思われるこの行事。
 新年早々、家の中に鬼がいるとかって言うんですから。。。
 てか、一年を通して家の中に鬼がいるとかって言わないですよね。
 もし居たとしても、生活に支障をきたさないくらい、慎ましやかに生きているであろう
 鬼を追い出そうなんて・・・・
 不思議です。

 そして、もっと不思議な風習が関東地方にどんどん浸透しつつあります。
 「恵方巻き」を食べるというものです。
 これはその年によって違う「恵方」つまり、縁起が良いとされている方角に向き
 太巻きを切らずに一本、無言で食べるということらしいのです。
 なぜ、太巻きか?
 いろんなものを巻き巻きするのがいいのだそうです。
 なぜ、一本なのか?
 切る、というのが良くないということから。
 なぜ、無言で食べなくてはいけないのか?
 わからんちん。
 

 これ、家族でやってるのも、ひとり暮らしの人が家でやってるのも
 物悲し〜〜くないですか?
 しかも、これで夕飯終わり。
 切ないなぁ・・・

 数年前にスーパーなどでは見かけるようになっていたのですが、
 最近ではコンビニにもありますものね。
 すごい勢いで浸透していますよ。
 そのうち、「恵方巻き スーパーロング」とか「韓流恵方巻き 」とか
 様々個性的な商品が出てくるのではないでしょうか。
 こんなことを思いながら、今日は普通のごはんを食べてしまいました。
 幸せになれないかも。

 そして、今日も「おみくじクッキー」の結果。
 おみくじごときに慰められたくないです。