愛知県安城市東端藪崎

　朝早くに東京を出発し、一路西を目指しました。
　最終目的地は愛知県安城市、というところです。
　なぜ、そんなところに行くかといえば・・・
　なんと、住所で「藪崎」というトコロがあるということが発覚したのです！
　愛知県安城市東端藪崎。
　すごいでしょ？！
　藪崎なんて苗字でもそんなに多いほうではないのに、住所で存在するなんて！
　ということで、こういうアホなことに付き合ってくれる人を選んで
　今回は車で連れて行っていただくことにしました。

　車で愛知県を目指します。
　もちろん日帰りです。
　最終的には名古屋駅の付近で味噌煮込みうどんを食べます。

　以上の目的を果たすために、カーステレオで越路吹雪などを聴きながら進みます。
　ところが・・・結構遠いんですよね。
　しかも、途中で事故とか工事で渋滞してるしぃ。
　ぶつぶつ言いながら、高速を降りるまでで、5,6時間かかりました(汗)
　しかし、問題はココからです。
　私達は愛知県の詳細が載ってる地図を持っていません。
　インターネットで検索した「藪崎」付近の地図しか持っていません。
　・・・もう勘に頼るしかない。
　とりあえず安城市に向かい車を走らせる。
　目印となるものは、地図にある「川」そして「橋」のみ。
　今考えればかなり無謀ですよね〜。
　でも、気分はインディジョーンズみたいな感じ。
　とうとう迷いに迷って、見つけたコンビニやガソリンスタンドで道を聞きまくる。
　そして、最後に「この角を曲がったところだよ」というコトバを頂く！！
　
　道を少し行き、右折する。
　すると橋がある！
　その先がついに「藪崎」なのです！！！
　出発してから8時間で、ようやく到着しました！！

　な、なんにもない(汗)

　「碧海信用金庫」という立派な建物が一軒。
　そのほかは数件の民家と工場のようなお宅。そしてなによりも広大な田んぼ。
　印刷してきた地図によりますと、この中でも「藪崎」というのはほんの何軒かだけ。
　とりあえず、その風景を背に、わたくしやぶさきは写真を撮りました。
　それにしても困りました。住所を明記した案内などが一切ないのです。
　これじゃあただ、田舎と戯れるやぶさきしか写真に残りません。
　奥多摩でも、新潟でもいいような写真になってしまいます。
　そこで、探しました。
　住所が書いてあるものを・・・
　せまいところを何度もうろうろし(超アヤしい。どのお宅の犬もわんわん吠えます)
　やっと見つけましたのが、一軒のお宅の郵便受けです。
　カメラと携帯電話でささっと撮って逃げるように帰ってきました(笑)
　そのときの一枚を掲載します。

　いや〜。長かったけど満足な旅でした。
　もう二度とくることはないと思うので、「藪崎」を心行くまで堪能し、
　20分くらいでその場を後にしたのでした。
　その後、最後の目的味噌煮込みうどんを食べて、帰京。
　なんと雪が降っていました。
　東京も雪でしたね。
　ちなみに、帰宅は深夜2時でした(震)

　無謀極まりない旅。
　協力してくれたみんな、ありがとう！！！！