エキゾチックアニマル

携帯大好き。ナウいおさるです。

 小太郎さんは、コモンマーモセットという種類で「エキゾチックアニマル」という
 まるで郷ひろみのキャッチコピーのような呼ばれ方をします。
 このエキゾチックは、メジャーなペットではないためあまり診てくださる動物病院がありません。
 なので、病院が結構遠かったりもします。
 それでも、具合が悪そうだったりしたら飼い主はどこへでも行くのです。


 小太郎さんが昨日の夜から、おなかのあたりをかゆがっているようでした。
 かゆいのがつらいのか、ずっと顔をおなかのあたりに持って行き丸くなっていました。
 それどころか、ころげまわっているのです。
 みーみー言いながら。
 もう、なんだかかわいそうでしかたがなかったので、明朝病院に行くことにしました。
 前回お世話になった病院は、予約受付時間が過ぎてしまっていました。
 しかたなくなるべく近めで他をさがします。
 中目黒のほうに一軒見つけ、電話をしましたが、「マーモセットの新患は受け付けておりません」と
 お断りされてしまいました・・・
 三軒目は三鷹でした。急いで電話をすると診てくださるとのことでした。
 午前中に予約を取りました。
 

 ということで、今日は朝から動物病院に行って来ました。
 朝もおなかがかゆいらしく、みーみーと言っています。
 最近ご機嫌が悪いのもこのせいだったのかもしれませんね。
 今日ももれなくナナメです。
 移動用のちいさなゲージに移す際、ちょっと油断をして右手の中指外側を
 かじられ、大出血。。。鮮血が床にゲージに飛び散りました。
 それでも小太郎をゲージにつっこみ、移動の準備を進めました。
 あー、痛い(涙)
 先日の傷とあわせてみっつ。バンドエイドだらけの手になってしまいました。


 病院までは中央線で行きました。
 電車のなかではおだやかな小太郎さん。
 徒歩で10分弱の病院は、こじんまりとしていましたが、私にとっては頼もしく見えました。
 だって、小太郎の前の患者さんがプレーリードッグなんですもの。
 どうやら点滴とかをしているらしいです。大変。
 ようやく小太郎さんの番がやってきました。先生はやさしそうな男性でした。
 基本的に男の人には威嚇するので、「ゲロゲロ・・・」と威嚇の声をあげています。
 「慣れてます?」と聞かれましたので「私には・・・」というなさけない返答をしました。
 すると先生は、猛獣をなでるときのような手袋を手にはめ、ゲージに手を入れ、
 小太郎を掴もうとしました。ところがちいさすぎて、大きな手袋では融通が利かないようです。
 しかたなく、バスタオルでくるむことにしました。
 先生&飼い主(私) vs 小太郎。
 ゲージをあけた瞬間、隙間から小太郎は逃げ出しました。
 まずは先生の肩にひょいひょいとのぼり、私の肩に移ってきます。
 意外とあわててる先生。意外と落ち着いている私。タオルでがしぃっと小太郎を掴みます。
 ぎゃーぎゃーとすごい声をあげる小太郎。
 先生は触診を始めます。
 お、おまたのあたりをずっと診て、さわっています。
 「あれぇ、かたっぽないねぇ。あぁあったあった、あがってるだけだった」とか
 乙女には理解しがたいひとりごとを漏らす先生。
 尿検査が必要とのことですが、紙コップに・・・とかそんなことがいくわけないので
 検査用の試験紙を、おまたにこすり付けます。
 微量の潜血反応があったため「膀胱炎でしょう」という診断結果になりました。
 膀胱炎による頻尿で下腹部がしめりかぶれている、とのことでした。
 ついでに検便もしてもらいました。(うんこは持参。もちろん小太郎の)
 いたって健康でした。健便。伝染病等もないようです。
 診察室を出ると、次の患者さんが床に寝ていました。ピレニアンマウンテンドッグでした。
 体重差、小太郎の160倍くらいです。
 これがおだやかなワンコでした。ふんふんと小太郎に興味をしめしますが
 小太郎精一杯の威嚇で1.2倍くらいに膨らんでるのを飼い主さんが見て
 「ほら、おさるさんこわがってるからやめなさい」というと、おとな〜しく床に
 伏せるのでした。いいこ!!
 もう一匹、次の患者さんもいますがこれまたジャーマンシェパードで、
 小太郎に勝ち目はビタ一文ありません。
 お薬をもらい、病院を出てそのまま吉祥寺の井の頭公園に行きました。
 途中お弁当を買い、小太郎と一緒に食べることにしました。
 
 公園でのお話もステキなのですが、今日はここでおしまい☆
 今度書きますね。


 もううすぐ七夕。
 短冊にはこうかきます。
 「 氷川きよしさんと電撃入籍  小太郎が早く良くなりますように」