Dearたぬきちさん。

店内はストーキングされます

 どうぶつの森。の話。
 「もきもき森」(私のネーミングセンスの悪さがこんなところでアダになるとは・・・)の
 唯一の"商店"。たぬきち商店。
 もちろん、店長さんは たぬきちさん 。
 勝手に私に家を売りつけ、多大な借金をしょわせた悪の根源であるとともに
 虫でも草でも貝殻でも、なんでも買ってくれる超善人っぷりも持ち合わせる
 とっても不思議な人物・・・というかアニマル。


 このブログやmixiの日記を見た人が、『どうぶつの森』に興味を持ち
 私に「どんなゲームなの?」と聞いてきます。
 私は必ず「借金返済ゲーム」と答えます。
 他にいい答えが見つかりません。
 「ローン返済の金策のあいまに、住民同士のおつきあいがあったり、ちょっとしたイベントもあるよ」
 というと、「ふ〜ん」と乾いた返事。
 「今週末の日曜日なんてね、釣り大会があるんだよ」
 意気揚々と伝えてみると、軽く一歩引かれ「暗っ」と言われる始末。
 そんなことないぞ。
 キャラクターはみんな個性的でかわいいし。
 なんだかんだおもしろいんだぞ。
 化石とかも出てくるし。
 みんなやってみんしゃい。


 話がそれました。
 そんな愛すべき森の住民たちのなかで、どうしても気になる存在、
 それが たぬきちさん なのです。
 たぬきち商店に置いてある商品について尋ねると、ひとつひとつ丁寧に答えてくれます。
 そのときには、文字と、「どうぶつ語」の両方でおしゃべりしてくれます。
 説明のあとには必ず「お買い得だよ。買う?」みたいなことを聞かれます。
 借金地獄で、そんな観葉植物やレターセットなど買ってる余裕はないので
 「いらないよ」と、お断りします。
 (本来はこういうオプションを楽しむべきゲームなはずなのですが、
  こちとらオトナなので、「借金」とかいう言葉が本当に嫌いなので気になるだけ)
 すると、たぬきちさんは


 「そ・・・」


 と、感嘆の言葉を吐くのです。
 間違いなく


 「そ・・・」


 って言うのです。
 そのあとにも「いいのいいの。気にしないで」と続きます。



 あ〜〜〜〜
 なんかすごく悪いことした気分・・・
 買わなくてごめんね。
 ひやかしでごめんね。
 すごい罪悪感。
 「Just looking」が通じないのがつらいです。
 毎回断腸の思いでお断りしているのです。



 ですが。。。
 借金の完済したとたん、たぬきちさんは
 「結構儲かったので、店舗を改装します♪」
 ですって。


 コンビニにするんですって。
 

 そのために、今日はお店お休み。




 それ、儲かったのって、私のおかげ?
 骨身を削って支払ったローンのおかげ?!




 おそろしいゲームだ(震)