太さも長さもそれぞれです(笑)
今日はお世話になった火縄銃たちをせっせときれいにしてまいりました☆
私が初めに借りた銃は、本当に重たくて、
「狙え!」で構えていると、冗談抜きで腕がプルついちゃうくらいでした。
そこで、軽い銃と取り替えて頂きました。
(簡単に言うと、横取りです(笑))
その後、長さなどの問題が生じ、また、違う銃を持つことになりました。
こちらは三度目の正直!
軽くて短くて、扱いやすかったです。
ただ、火蓋がフラフラしていたので、それだけ直して頂きました。
と、私もこれだけ変わっていますが、他の方も何回か変更されていましたね。
なので、どの銃にもお世話になったと言って間違いないでしょう!
感謝の意を込めてお掃除しました。
銃は、まず目釘を抜きわっかも外します。
目釘、とは、銃のボディのサイドに3〜5箇所、右から左(もしくはその逆)に刺して、
本体と筒を固定しているものです。
これをトントンとたたいて抜きます。
同じくボディを絞めているわっかも外します。
すると、木製の本体部分と、鉄の筒の部分に別れます。
木製の部分は、飾りや引き金、カラクリ火挾などをきれいに磨きます。
もちろん木製の部分もきれいにします。
ここは最後に椿油をすこし塗って、ツヤを出すんですよ。
鉄の部分、筒は、何度もお湯を通し、
残った火薬や、燃えカス、タールなどを流します。
結構ツマってるものもありましたね〜〜!
どういうわけだか「ヘビ花火」みたいのが ころ っと出てきた銃もありました(笑)
その際に、火蓋などの横にある金具を外します。
筒のおしりを塞いでいた、センも取ります。
こんなにバラバラになるのー?!ってくらい!!
バラバラでびっくりしました(笑)
こうやって見ていると、火縄銃は、意外と単純な作りですね。
ここまで考えた人はすごいですよね。
しかも、全部手作りですよ(ネジとか・・・)
激しく感動いたしました。
お湯で洗った筒を、今度は中をカルカでしゃくしゃく拭いたり、
外を布で磨いたりします。
そのときに気付いたのですが、私が本番で使用した銃には
作者でしょうか?名前が彫ってありました!!
ロマンです。
時代を超えても、あなたが作ったものは
こうやってみんなで大事にしていますよ!!!
ちなみに、私は銃を三本洗ったのですが、
そのうち二本に、同じサインがありました。
運命かしら?(笑)
全部がきれいになったら、木製の本体に筒をカパっと乗せ、
目釘を打ち、わっかをつけて、元通り☆
ん〜〜!!!
きれいになった☆
練習から含めると、一ヶ月以上の付き合いでしたね。
おとなしく言うこと聞いてくれてありがとう!
(私のほうがフリマワされてた感じもあるけど(笑))
きれいになると、ひときわ感動します!!
ということで、皆さんせっせと二本、三本と丁寧にお掃除していました。
最後は火挾に「お掃除完了サイン」をつけて収納☆
できれば、また二年後に
この銃たちに携われたら・・・ うれしいです。
それまで、おやすみなさい〜〜!!☆