出会い

どこ触ってンの!


 「バリの人は人懐っこい」


 バリに詳しい友人に教えてもらったことです。


 たしかに街に出れば「オニィサン」「オニィサン」と
 ダンナにたかるバリ人がたくさん出現(笑) 
 なぜか特定のメーカーのサングラスを、
 どこのお店も薦めまくるのが不思議。

 
 そして、日本語が上手なひとが多い。

 
 昨夜ベモコーナーの両替所を教えてくれた
 ウキさんというバリ人も、かなり上手な日本語で
 いろんなことを教えてくれました。

 
 兄弟がたくさん居て、その数名が日本で暮らしていたり、
 自分も日本に行ったことがある、と言っていたので
 バリ人のなかではお金持ちなんだと思います。

 
 今朝もウキさんに出会い、挨拶をすると、
 私たちが街で買い物をする間、ずっと付いてきてくれました(笑)


 バリ人は日本人になんでも高く売りつけようとします。
 まちがいなく半値以下のものなどを、平気にぼってきます。


 ウキさんはそれをバッサバッサと、安く交渉してくれて
 なかなか心強かったです。


 が、最後は自分が経営しているおみやげ店に連行する
 という、しっかり者でもあります。

 
 マッサージ大好きなダンナはそこで、良いアロマオイルを数点購入。
 私はベル型のペンダントトップを「250万ルピア」と言われたのを
 「180万ルピア」に値切って購入。


 ちょっとだけ、日本人のカタキを取れた気がしました(笑)


 その後、ダンナはマッサージに行き、私はお昼寝して
 ランチにでかけました。


 オープンテラスのいい感じのお店です♪


 


 ここではナシ・チャンプルとミゴレン、またもやパンケーキ(笑)を
 注文してみました。
 ちなみに ナシ=ライス ミ=ヌードル ですね。
 ゴレンが焼く、とかって意味みたいです。


 


 
 昼ですが、もちろんビンタンビールを片手にお食事〜♪


 とかしていると


 「日本人ですか?」


 と、ふいに話しかけられました。


 だれ?と思うと、近くの席で食事をしているバリ人の男性二人組でした。
 (上記のカフェの全体写真のまんなかにいるふたりです)

 
 頭にタオルを巻いた男性は、本当に下手な日本人より
 日本語が上手でした。

 聞けば、日本でペンキ塗りの仕事をしてたことがあるとか。


 話が盛り上がると、自分の両親がジンバランという地区で
 シーフード・レストランを経営している。
 今居るクタから、自分の車で送迎をするので、
 良かったらお店に食べに来ないか?という誘いを受けました。


 しかも、ついでにウル・ワトゥという観光地に寄ってもOKとのこと。


 ウル・ワトゥはバリ・ヒンズーの寺院で、
 海っぺりの崖の上にあります。


 夕方にはきれいなサンセットが見えることと、
 その時間に始まるケチャ・ダンスが有名です。


 そこは観にいきたいね、と言っていたので・・・


 さっきあったばっかりなのに、お世話になることにしました。
 レストランで食事をすることだけが条件なので、
 そのほかには送迎の料金、ガイド代などはかかりません。


 「バリの人は人懐っこい」


 もちろんそうですが、やっぱり人を見極めることは必要です。
 私たちはたまたまいいバリ人に出会いましたよ。


 一度別れ、夕方にもう一度待ち合わせをしました。


 そこから、キレイな日本車に、頭にタオルを巻いているイワンと、
 髪を金髪に染めているアリと、私とダンナの四人で
 クタを出発しました。

 
 そこからウル・ワトゥまでは1時間ほどかかったのですが、
 バリの景色は、まんべんなく田舎ですね(笑)


 建物は椰子より高く立ててはいけないという法律があるため、
 飛びぬけて高いものが空をジャマすることもない。
 

 ウル・ワトゥは寺院なので、脚の素肌を見せることは好まれません。 
 なので、サラサを借りて腰から巻きます。


 


 いっしょに写ってるおサルは神様の遣いなので、
 邪険に扱うことはできません。
 おかげで自由奔放に生きています。
 エサはたっぷりもらっているはずなのに、それだけじゃ満足せず、
 観光客のサングラスやサンダルを奪って
 噛んだり壊したりと、いたずらを越えた迷惑をかけてきます。



 寺院を奥まで進むと・・・ 崖がめちゃめちゃこわい!!


 


 おしりがちゅんちゅんします。


 こんなところで本場のケチャを鑑賞します。


 
 
 


 ケチャって、すごく神聖なものだと思っていたのですが・・・
 思ったよりギャグ要素が満載で、だいぶ笑わせてもらいました。


 でも、やっぱり生身の人間の迫力はすごかったですね。
 アイドルライブのケチャもすごいけど、
 やっぱり本場には敵わないですよ(笑)
 や、ある意味アイドルライブのほうがトランスしてるかもしれないけど。


 サンセットは雲があって堪能はできませんでしたが、
 ケチャダンスは楽しかったのでOKでしょう!


 次はジンバランの海岸へ向かいます。


 ウル・ワトゥからは30分くらいだったでしょうか?
 アリの安全運転で山道を走りぬけます。


 着いたのはイカン・バカール(海岸の屋台レストラン)の一軒。


 


 お店の名前を失念してしまった・・・
 「Gekko」(ヤモリ)なんちゃらってお店だったのは間違いないです。

 
 この海岸にはたくさんのお店があって、
 みんな砂浜にテーブルを置いてホールを作っています。


 


 ここではシーフードのセットを注文。
 ふたりで60万ルピアくらい。
 イワンの知り合いということで、ビールをサービスしてもらっちゃった☆


 


 カニ、エビ、ハマグリ、イカのグリルと、ライスがどーん!
 チリソースをつけていただきます♪
 甲殻類の食べにくさは天下一品ですが(笑)、味は悪くないですよ(^−^)


 激しくウマいわけではないです。(食べにくいし(笑))


 でも、雰囲気がいいのがいいじゃない♪


 


 海岸をうろつく野良犬や(バリは島中にたくさんの野良犬がいます)
 パンツいっちょのおじさん(海に消えて行ったような・・・)
 などを見ながら、お食事を頂きました。


 食後のデザートにぬるいスイカと堅いメロンを頂き
 ごちそうさまでした〜☆


 もちろんイワンとアリがホテルまで送ってくれました。
 いい人たちだなぁ。

 
 もし料理が高く設定されてたとしても、
 許しちゃうくらい、楽しい時間を過ごさせてもらいました。


 翌日もイワンは仕事があるけど、アリは時間があるというので
 行ってみたかったウブドを案内してもらうことにしました。


 そんなこんなで二日目もおいしいものを食べまくって終了。
 明日も楽しみです(^−^)